怖いと思ったこと
2023年12月15日
先日、人事戦略に関するセミナーに参加しました。
なるほどなと思う話があったんですが、特に印象に残ったのは以下の内容です。
- 多くの企業でマネジメント人材がしっかりと育っていない状況がある
- 管理職になる可能性がある人たちは、マネジメントする方法を習ってきていないから
- つまり経営者が「人への投資」を怠っている
- 多くの管理職は実務に時間を追われる上に、自分流の間違った方法でマネジメントをせざるをえない
- 結果的に「上司を尊敬している」という若手はたったの3割程度にとどまる
経営者は十分に人に投資すべきであるという話です。
こういう話は、客観的に見ると「そりゃそうだよね」となりますが、いざ自分の話となると消極的になりそうだと思いました。
その上で、
理念を浸透させなければならない 従業員の間で共通の判断軸が形成されて、同じ目的意識のもと、効率的に働けるから そして、各従業員に対して、こういう未来を準備するというビジョンを見せる そうすることで従業員はがんばれる
これもなるほどと思う一方で、「こういう未来を準備する」と宣言する怖さを感じました。
たとえば、従業員に「いくら欲しい?」と聞いた上で、「こうがんばってくれたら、こういう売上になるから、あなたの欲しい金額が実現する」という話をしたとします。
経営者は、その頑張りを利用して確実に成果を出さなければなりません。
その怖さを克服しない限り未来はないな・・と自分で思いました。
幸い、メンターとなる人がいるので、相談しながら進めるようにします。